【つぼみプロジェクト】福島県浪江町へ行ってきました!

07.19


7月1日〜2日にかけて、つぼみプロジェクトでは1泊2日の合宿in福島・宮城へ行ってきました。まずは初日の浪江町フィールドワークについて早稲田大学2年大石よりご報告いたします。

◎福島県浪江町フィールドワーク

浪江町役場に開かれている「まち・なみ・まるしぇ」内の「海鮮和食処くろさか」さんで海鮮丼を頂き、請戸(うけど)海水浴場へ向かいました。請戸海水浴場では堤防の復旧作業中でしたが、見学用の高台が整備されており、そこから辺り一面を見渡すことができました。同行した人の話によれば、南側の方に広がっていた林の奥に福島第一原発があるそうです。一般の人は立ち入ることさえ許されない場所に、大きな被害をもたらすこととなった元凶がありました。

そこから見た景色に、息を呑んだのは私だけでは無いと思います。震災から6年経った今でも、津波の被害を受け放置された建物をいくつか残すだけで雑草生い茂る平原が広がっていたのです。震災前、家々が立ち並び田畑として耕されていた土地全てが雑草だけが生い茂る土地へと変わっていました。

                                                                     

請戸海水浴場を後にした私たちは、請戸小学校へと向かいました。ここには、震災後、復旧作業に当たった警察官や自衛官、地元の人や児童らが激励のメッセージや故郷への想いを記した黒板があることが有名です。震災で吹きさらしとなったことで潮風による腐食などの影響を受け立ち入り禁止となっており、学校敷地内に入ることはできませんでしたが、校門だったであろう場所に内部の様子を撮影した写真が貼られていて、各々が思いを馳せました。

敷地を一周回っていくと、柵がなぎ倒されたプール、津波が来た時間で止まった時計、川の復旧作業で使用するコンクリートブロックが積まれた校庭など、2011年3月10日までの光景とは様変わりしてしまった様子が見て取れました。

 

浪江町をフィールドワークする中で感じたことは、復興はまだ始まったばかりだということです。今年の3月31日、浪江町の避難指示解除準備区域、居住制限区域の解除が行われました。そこから、3ヶ月。やっと瓦礫の撤去、と言っても散らばっていた瓦礫を道端各所へ集約する作業が終わり、防波堤の復旧作業に取り掛かったところです。

その翌日訪れた宮城県南三陸町では、10mの土地のかさ上げ工事がかなりの部分で進み、活気にも溢れている様子でした。しかし、浪江町では工事作業員以外の人を見ることはほとんどなく、寂しい印象を受けました。

「復興」の定義については諸説あります。ですが、私一個人の意見として、「すこと」はまだまだ始まったばかりなのではないか、むしろもう難しいのではないかという印象を受けました。私たちが「つぼみプロジェクト」をする意義を見出すフィールドワークとなりました。

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